当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
機能強化加算について
当院は「かかりつけ医」として以下の取り組みを行っています。
- 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
- 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
- 介護・保健・福祉サービスに関するご相談に応じます。
- 夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。
厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページで、かかりつけ医機能を有する医療機関で検索できます。
施設基準の届け出について
当院は、東海北陸厚生局に下記の届出を行っております。
基本診療料の施設基準等に係る届出
- 時間外対応加算1
- 機能強化加算
特掲診療料の施設基準等に係る届出
- 在宅時医学総合管理料 / 施設入居時等医学総合管理料
- がん性疼痛緩和指導管理料(2024年6月1日より)
- 在宅療養支援診療所(3)(2024年5月31日まで)
- 在宅療養支援診療所(2)(2024年6月1日より)
- 在宅緩和ケア充実診療所(2024年6月1日より)
明細書発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から領収証の発行の際に、診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、明細書の発行を希望されない方はお申し出ください。
一般名処方加算について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたらスタッフまでご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。これにより供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬を提供しやすくなります
令和6年5月31日まで
一般名処方加算1 7点
一般名処方加算2 5点
令和6年6月1日から
一般名処方加算1 10点
一般名処方加算2 8点
在宅医療情報連携加算について
当院では、患者さん同意の上、連携する医療施設・介護サービス事業者とICTツールで診療情報等を共有しています。
- 奥田医院
- 草川医院
- つおき高橋クリニック
- 津在宅ケア診療所
- ベタニヤ内科神経内科クリニック
- 丸岡医院
- くうねる訪問看護ステーション
- 芹の里訪問看護ステーション
- 津地区医師会訪問看護ステーション
- 藤田医科大学訪問看護ななくり
- 訪問看護ステーションここな
- 訪問看護ステーション みかづき
- 訪問看護リハビリステーション鶴寿
- 訪問看護リハビリステーション桜Tsu
- 訪問看護ステーションtetote
- 訪問看護・リハビリステーション 三つ葉
- 訪問看護ステーション なでしこ津
- 訪問看護リハビリステーション桜Tsu
- 居宅介護支援事業所あいの手
- 居宅介護支援事業所フォルテシモ
- 居宅介護支援ななくり
- ケアプランセンターフリーダム
- ケアプランニングはうすか
- ケアマネジャーオフィスマザーズ
- ケアマネジャーオフィスマザーズ東丸之内
- シルバーケア豊壽園高茶屋指定居宅介護支援センター
- シルバータウン新町ケアプランセンター
- 居宅介護支援事業 なでしこ津
他、複数機関と連携しています。
医療情報取得加算について
当院は、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用に御協力をお願いいたします。
初・再診 | 算定内容 | 点数 |
---|---|---|
初診時 (月に1回) | 保険証を利用した場合マイナ保険証を利用した場合でも情報提供に同意しない場合 | 3点 |
マイナ保険証を利用し情報提供に同意した場合他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合 | 1点 | |
再診時 (3ヵ月に1回) | 保険証を利用した場合マイナ保険証を利用した場合でも情報提供に同意しない場合 | 2点 |
マイナ保険証を利用し情報提供に同意した場合他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合 | 1点 |
医療DX推進体制整備加算について
当院は医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っています。
- オンライン請求を行っています。
- 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
- 電子処方箋を発行する体制を今後導入検討しています。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制について今後導入を検討しています。
- マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。
加算点数は、初診時 8点(月に1回)です。
介護保険施設等連携往診加算について
当院は以下の介護保険施設等の協力医療機関です。入所中の患者の病状の急変時に対応しています。
- 特別養護老人ホーム 優美
適切な意思決定支援に関する指針について
当院では、患者が適切な意思決定をすることができるように、以下の方針を定めます。
- 医療従事者から、現在の状況、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供を随時行います。
- 医療・ケアを受ける患者及び家族等のケア提供者が、多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームと十分話し合います。
- 本人の意思を最優先とし、家族等のケア提供者や医療・ケアチームが納得できる意思決定となることを目標とします。
- 意思は変化しうるものであるため、本人や家族等のケア提供者との意思決定の変更について相談します。
- 実施した説明や話し合い等の内容は、都度、診療録に記録し、医療・ケアチームへ情報共有を行います。
- 人生の最終段階における医療・ケアの開始・不開始、変更、中止等は、医療・ケアチームによって、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断し、本人及び家族等のケア提供者で話し合った上で決定します。
- 本人の意思確認ができない場合は、以下の手順によって、本人にとっての最善の方針を決定します。
1)家族等のケア提供者が本人の意志を推定できる場合は、その推定意志を尊重します。
2)家族等のケア提供者が本人の意志を推定できない場合は、本人に代わる者として家族のケア提供者等と十分に話し合います。
3)家族等のケア提供者がいない場合および家族のケア提供者等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は、医療・ケアチームの中で十分に話し合います。 - 話し合いの中で、意見がまとまらない場合や合意が得られない場合は、本人または家族のケア提供者の同意を得て、可能な限り医師会の臨床倫理委員会等にて検討の上、方針等についての助言を得る予定です。
在宅医療DX情報活用加算について
当院では、医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行います。
- 居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムの活用により、医師等が患者の診療情報等を取得及び活用して、計画的な医学管理の下に、訪問して診療を実施しています。
- マイナ保険証の利用を推進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組みます。
- 電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXに取り組みます。